今となっては当たり前のように巷に溢れる26インチBMX。
トリックやレースに特化した20インチのBMXと比べて、移動手段としても使える街乗り仕様は一般層にも受け入れられた。
ただし便利さを得る代わりに失うものが出てくるのは世の常。
26インチBMXは常に〈機能性〉と〈デザイン性〉の二択を迫られてきた。
しかし、そんな固定概念を“DUSTY CHAMP”は覆す。
1990年代初頭から日本のアクションスポーツを牽引するCREDIT RACING、“BORN FREE”のライフスタイルをファッションで表現するHIDE AND SEEK、アーバンサイクルカルチャーと密接な関係を持つCHROME。
この三者三様のブランドを担う盟友たちが手を組み目指したのは、ヴィンテージ感を漂わせるスタイルとプロ志向のスペックの融合だ。
そしてその理想形を生み出すためにタッグを組んだのは、ものづくりの本質を自転車に込める職人集団『TOYO FRAME』。強力なコラボで生み出されたDUSTY CHAMPの26インチBMXは、完成車の状態でダートコースを粉塵撒き散らしながら疾走し、モトクロスさながらのビッグジャンプをも可能にする。街へ舞台を移しても、その乗り心地に驚きを感じるはずだ。
BMXとはそもそもBicycle Motocrossの略語であり、モトクロスのライダーに憧れたキッズたちの遊びに端を発する。
そして1980年代のアメリカで26インチBMXに乗り始めたのは、20インチBMXの潮流から時代とともにはみ出したアウトローたちだ。
そこから26インチBMXの新たな潮流が生まれていく。
ダートレースの世界において、先頭を走るライダーは埃を食わない。
そして背後を振り向きこう叫ぶ、“Eat my dust(お前は俺に勝てないぜ)!” Life on Wheelsを旗印に、アウトローたちの共鳴で動き出したDUSTY CHAMP。
〈機能性〉と〈デザイン性〉を高次元で両立したその26インチBMXは、既存を一気に抜き去り、王者の座を狙う可能性を秘めている。
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